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メーカー直売所 鎌倉2代将軍・源頼家、政事をおろそかにする「日本外史」のうち 和書の詳細情報
鎌倉2代将軍・源頼家、政事をおろそかにする「日本外史」のうち。征夷大将軍の肩書きなどいらぬ」せっかくのポジションを無下に。鎌倉時代についてわかりやすく【4】承久の乱、尼将軍(北条政子。♡♡♡ ページです♪。 閉じる
「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府２代執権「北条義時」を中心に記しております。【中古】 塚原琢哉による触覚的空間「白いあそび」 (1973年)。【中古】 エセーニンの生涯 (1974年)。２つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。【中古】 葡萄唐草 シルク・ロード幻想 (1968年)。【中古】 唐代の詩と散文 (1967年)。）
「額縁入自筆原本」
上記額は、海外展示の際に用いられた額です。【中古】 かざし抄新注 (1973年)。【中古】 明治武道史 史料 (1971年)。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。【中古】 多国籍企業の史的展開 植民地時代から1914年まで (1973年)。洗心洞箚記 2冊【上／下巻】＋洗心洞箚記附録抄 金 計3冊セット 【蔵印有】。隷書体の「日本外史」は日本国内では本自筆のみです。【中古】 生きることの意味 (1978年) (人生の本)。【中古】 日本機業史 (1961年)。自筆は「極細」の筆が用いられており、正確で精緻な筆の運びが「芸術的な領域に達している」としてアメリカでは高く評価されている。【中古】 詩心私語 (1973年) (人と思想)。【中古】 コイナさん談義 (1963年)。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。【中古】 直観・創造・学習 (1969年)。フランシス・ブリンクリー著 中島幹事校正『語学独案内』（全3冊揃）明治29年 開新堂書店発兌 明治時代前期の英語教材。上から３番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局（NASA）の技術による「断層(MRI)写真」です。【中古】 レーニン 1905年革命と帝国主義戦争 (1977年)。【中古】 民選知事五代 県政支配の構図 (1978年)。NASA（アメリカ航空宇宙局）の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。【中古】 刑事鑑定の理論と実務 情状鑑定の科学化をめざして (1977年)。【中古】 戦後革新勢力 史的過程の分析 (1966年)。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《自是》・・・・日學其技。【中古】 無盡藏 (1974年)。前橋、群馬郡、吾妻郡、周辺絵図。義時有子。【中古】 若い母親のために 喜びをもって生きる (1975年)。木活字本（乱版）平田篤胤『出定笑語』（7冊＝正編全4冊+附録全3冊）嘉永2年序刊 坐摩版/限定100部砕板（印記「佐久良東雄印)。少有器局。【中古】 この指とまれ、愛 (1977年) (レオ・ブックス)。【中古】 死と再生 神秘主義の原型 (1971年)。謂曰。【中古】 現代における経営の理念と特質 (1965年)。【中古】 デザイン・ポリシー 企業イメージの形成 (1964年) (デザインシリーズ)。獨不畏災異乎。【中古】 耳をひらく 人間づくりの音楽教育 (1977年)。【中古】 みその本 (1972年)。
輒止出遊。春情花戯夜 上中下3冊 拾寶呂月3冊 合計6冊セット天保年 木版画 江戸時代開版 木版手摺り草子本 古書！。【中古】 多国籍企業と労働運動 新時代における労使関係 (1974年)。子親臣也。【中古】 名灸穴の研究 (1978年)。【中古】 ロシヤ思想家とヨーロッパ ロシヤ思想家のヨーロッパ文化批判 (1973年)。時北條告飢。【中古】 老人の家族生活 社会問題として (1974年)。【中古】 新日和見主義批判 (1973年)。
會僧觀清至。【中古】 アメリカ近代経営史 (1972年)。『新編拾遺大工規矩尺集』（全3冊揃）明治37年 須原屋鈴木荘太郎刊 江戸時代和本（明治刷）日本建築・宮大工・数寄屋建築技法書。將軍聞能成語。【中古】 現代と刑事政策 (1970年)。【中古】 日本現代教育史 (1969年) (教育学叢書 第1巻 )。言非無理。【中古】 ノックの音が (1965年)。【中古】 鹿のかげ筆 (1977年)。何也。【中古】 俳画の美 蕪村・月渓 (1973年)。前田慧雲『止舟斎詩鈔』（全五巻三冊揃） 昭和4年刊 浄土真宗本願寺派の僧の漢詩集 和本 伊勢国 三重県桑名市郷土資料。俟其怒衰。【中古】 社会史入門 (1972年)。【中古】 大阪音楽文化史資料 昭和編 (1970年)。泰時曰。【中古】 天皇さま (1975年)。【中古】 明日への贈物 ジャン=ルイ・バロー自伝 (1975年)。豈敢諫乎。【中古】 荒海からの生還 (1973年)。古文書 萬延聞書 安政7年 万延聞書 桜田門外ノ変 井伊大老 ざれ歌 辞世 (レターパックライト発送)。非所避也。【中古】 僑人の檻 (1968年)。【中古】 論集日本語研究 9 敬語 (1978年)。旦日將發。【中古】 経済発展と教育 現代教育改革の方向 (1963年)。【中古】 マネー・ゲーム 情報に賭ける社会 (1969年)。乃出蓑笠視之。新陰流 目録 古文書 検索 柳生新陰流 上泉信綱 武術書 剣術。【中古】 心経随喜 (1968年)。邑人去貸種。【中古】 動物の生態 (1978年)。【中古】 企業行動とコンフリクト (1972年) (企業行動コンファレンス報告 2 )。而不稔也。【中古】 社会福祉事業概論 (1964年) (社会福祉事業シリーズ)。【中古】 フルシチョフ最後の遺言 (1975年)。
於是泰時召諸負債者。【中古】 メディアの政治 (1974年)。【中古】 武器なき民衆の抵抗 その戦略論的アプローチ (1972年)。》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字（旧字）の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。【中古】 物質特許の知識 (1975年)。巻物 傳法灌頂三昧取戒作法 古書。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字（難字・旧字）を正確に反映しております。【中古】 アルセーニエフの青春 (1975年) (エトランジェの文学)。【中古】 歴史・階級・人間 ジョン・ルイスへの回答 (1974年)。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
是より日に其の技を学びて、復朝を観ず。【中古】 石油化学 今日から役立つ日経の産業知識・会社紹介 (1979年)。【中古】 日本歌曲のうたい方 (1973年)。少くして器局有り、密に頼家(よりいえ) の狎臣
中野能成(なかのよししげ) を召して、謂いて曰く、
「蹴鞠は事に害無し。【中古】 ブリンジ・ヌガグ 食うものをくれ (1974年)。【中古】 政治と文化 (1969年) (UP選書)。故将軍は天変に逢う
毎に輙ち出遊を止む。【中古】 竜馬がゆく 6 (1982年)。【中古】 請求権競合論 (1978年)。子は親臣なり。【中古】 いつのまにか雑貨屋さんになっていた (1977年)。【中古】 文章と表現 (1975年)。時に北條、飢を告ぐ。【中古】 歌舞伎の原像 (1974年)。【中古】 花粉学研究 (1978年)。会々僧観 清 至る。【中古】 大図説世界の木材 木と人間の文化誌 (1979年)。【中古】 世界の子供たち 写真集 (1979年)。
公且く疾と称して邑に帰り、其の怒の衰うるを侯ちて、可なり」と。【中古】 相続・贈与の知恵 (1977年) (ゴマブックス)。【中古】 ジョミニ・戦争概論 (1979年)。豈に敢て諌めんや。【中古】 オトラント城綺譚 (1975年)。【中古】 社会福祉論 (1974年) (社会福祉選書 2 )。吾、事有りて邑に如く。【中古】 教育の適切性 (1972年)。【中古】 美の思索家たち (1967年)。子、以て避くと為す莫れ」と。【中古】 総評二十年史 (1974年)。【中古】 綴り方教授法・綴り方教授に関する教師の修養 (1973年) (教育の名著 7 )。
遂に邑に至る。【中古】 無関心な人々の共謀 (1974年) (エトランジェの文学)。【中古】 SSーGB (1980年) (Hayakawa novels)。
而して稔らず。【中古】 日本労働市場分析 上 (1971年) (東大社会科学研究叢書 35 )。【中古】 失われし自我をもとめて (1970年)。是に於て、泰時、諸々の負債者を召して、
悉く其の券を焼きて・・・・《曰く、「父老之を安んぜよ》
漢文の読み下し文の文責・出品者
（Ⅰ）・出品した原本（漢文）の「原文の現代語訳文」は次の通りです。【中古】 政府刊行物概説 (1972年)。【中古】 光学 上 (1967年) (物理学叢書 28 )。》・・・・・・これ以降、頼家は、
毎日蹴鞠の技を学び、再び政事をおろそかにした。【中古】 室内トレーニング 自己健康法 (1978年) (プレイブックス)。【中古】 現代アラブ文学選 (1974年)。
年若くして器量が有った。【中古】 企業の不法行為責任の研究 (1974年)。【中古】 組織社会の論理構造 退出・告発・ロイヤルティ (1975年)。だが、天の災いが続いているのを畏れないのか。【中古】 矢臼別物語 連作版画 (1974年)。【中古】 ファシズムの時代 上 ヨーロッパ諸国のファシズム運動 1919-1945 (1972年)。
これは、正しく後世の者が手本とすべき所である。【中古】 憲法の階級性と普遍性 (1975年)。【中古】 参考図書の選び方 (1979年)。
この時、領地の北条から飢饉の報告が来た。【中古】 現状打破の経営哲学 新時代の管理者像 (1969年)。【中古】 誰も書かなかった贈与税 あなただけの プラン (1979年) (税研ブックス)。
そこへ偶々、観清と言う僧が来て、泰時に言った、
「将軍は、能成から公の言葉を聞いて、怒ってこう言いました、
『泰時の言うことはもっともでは有るが、父と祖父を差し置いてそのようなことを
言うとは何事だ』と。【中古】 浦和のあゆみ (1974年)。【中古】 学校教師論 教育の名著 (1975年)。
泰時は言った、「唯自分の意見を将軍の近臣に話しただけだ。【中古】 諜報・工作 ラインハルト・ゲーレン回顧録 (1973年)。【中古】 洋酒全書 (1975年)。もしお咎めを受けることになっても、
避けるようなことはしない。【中古】 強制収容所における「生」 (1974年)。【中古】 仏教と社会の諸問題 (1970年)。子は、これをお咎めを避ける為だと思わないでくれ」と。【中古】 八面体質診断学 2 (1978年)。【中古】 ドイツ教育史 思想史的・社会史的考察 (1979年)。遂に領地に着いた。【中古】 デシジョン・テーブル ─テーブル化による思考整理学 (1972年)。【中古】 魚肉ねり製品 理論と応用 (1974年)。ところが、今年も稔（みのり）が悪かった。【中古】 イメージとシンボル (1971年)。『大工雛形』（2冊）須原屋治右衛門板 江戸時代和本 建築装飾雛形 大工書 大工雛形書 木工雛形書。
そこで、泰時は、諸々の負債者を呼び集めて、借金の証文を悉く焼き棄てて・・・・《言った》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授（1922～）
「自筆の断層(MRI)写真」
（断層画像MRI－4－6－B）
「細香・湘夢」の２つの印は、江馬細香の落款。【中古】 国籍と人権 (1975年)。写本 御上洛二図 善悪道中独案内 嘉永2年 天理教 神道 儒学 仏教 徳川幕府 検）将軍 古書和書古本古文書 NS。右から２番目は、序文末尾の拡大写真。【中古】 民族と文化 上 (1970年)。【中古】 国際政治 下 (1973年)。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年（1827） 5月21日」の日付。【中古】 バラック浄土 (1982年)。【中古】 アメリカ教育文化史 (1977年)。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。【中古】 楽園からの最後の言葉 (1979年)。【中古】 独占とマーケティング (1973年)。手前が細香、右上が紅蘭（原図は江馬家所蔵）
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。【中古】 美の座標 (1973年)。【中古】 躾の時期。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。b■* 神社祭式 式部寮 木版刷 彩色絵入 和本 /b21。【中古】 青年の心理 (1973年)。玄沢は、江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【中古】 指導のための地図の理解 (1974年) (社会科における理論と実践シリーズ 3 )。【中古】 かわら日本史 (1972年)。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。【中古】 イタリア文学史 2 ルネサンス (1973年)。【中古】 日本の飲酒を考える (1975年)。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。【中古】 都市近郊 武蔵野の変容 (1969年) (グローバル・シリーズ)。【中古】 わが愛と叛逆 (1969年)。（所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載）。【中古】 物類品 (1972年) (生活の古典双書 2 )。【中古】 サラブレッドの世界 (1971年)。
自筆 自筆切の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。【中古】 産業史における労働組合機能 イギリス機械工業の場合 (1970年)。【中古】 現代日本の政治体制 (1969年)。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。K90K2-231128 レア［肥前国神崎荘資料 荘園史料叢書 瀨野精一郎］長秋記 大政官符案。【中古】 法人類学入門 (1974年)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【中古】 指揮法 (1968年)。【中古】 政治権力と人間の自由 (1971年)。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。【中古】 羅西日辞書 (1979年)。【中古】 現代陶芸の旅 作家名鑑 (1971年)。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【中古】 東西文明の交流 1 漢とローマ (1970年)。【中古】 教育的解釈学・国語教育論 (1973年) (国語教育名著選集 1 )。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。【中古】 武道初心集 (1963年)。【中古】 絵と音楽の対話 名画にみる楽器 (1977年)。
寸法 「日本外史」原本の大きさ タテ２４．７センチ ヨコ１６．５センチ。清宮秀堅編『近古詩鈔』（全3巻4冊揃）明治6年 玉山堂刊 千葉県香取郡佐原生の国学者が編んだ漢詩集 明治時代和本。【中古】 ワイマール共和制の成立 (1980年)。額縁は新品です。【中古】 近代民衆教育史 国民教育への道 (1971年)。【中古】 絵画の彼岸 (1975年)。
稀少価値 所蔵経緯（来歴）
１・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。【中古】 日本現代舞踊年鑑 昭和49年度 (1975年)。【中古】 高麗陶磁の研究 (1972年)。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【中古】 パック 高度生産性の秘密 (1970年)。【中古】 新しい聞き手の文法 (1978年)。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。【中古】 現代民主主義国家 (1969年)。【中古】 封建社会 2 (1977年)。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。【中古】 対話の奇跡 (1970年)。【中古】 建設省三十年史 (1978年)。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。【中古】 北の工芸 (1975年)。【中古】 日本の女性史 第5巻 維新開化と女性 (1975年)。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。太宰治全集 全 10 ＜ちくま文庫＞。【中古】 トランジスタ回路演習 (1968年)。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。【中古】 風をたずさえて (1977年) (New music personal books)。【中古】 負けてたまるか! (1972年)。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。【中古】 ステレオ 聴く人の創意とよろこび (1968年)。祇園祭礼信仰記 松永大膳 宝暦7年 中邑阿契 浄瑠璃歌舞伎 金閣寺 豊臣秀吉 江戸時代 検） 古書和書古本和本古文書写本 NT。金銭の授受は明記されていない。【中古】 解析入門 第2 (1969年)。【中古】 有効競争の理論 (1970年)。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。【中古】 女のいる群像 (1977年) (ハヤカワ・リテラチャー)。【中古】 現代詩人論 (1975年)。
２・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。【中古】 見果てぬ夢 5 燕よ、なぜ来ない (1978年)。【中古】 自閉症の実践教育 (1974年) (心身障害教育シリーズ)。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。【中古】 日本人の体力標準値 (1975年)。【中古】 ヨーロッパの闇と光 (1970年)。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。【中古】 人間としてどう生きるか 運命のつくり主は自分である (1978年) (ナツメ選書)。【中古】 星と東方美術 (1971年)。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。【中古】 音楽工学 (1969年)。【中古】 事実としての法 (1969年)。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。【中古】 トップの本音 利潤と社会責任のジレンマ (1978年)。【中古】 税務用語事典 (1972年)。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。【中古】 古代インドの説話 ブラーフマナ文献より (1978年)。【中古】 屋良朝苗回顧録 (1977年)。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。【中古】 サッカーに賭けた青春 (1969年)。【中古】 化学史塵 (1978年)。なお、自筆を断片化することを「古切」という。【中古】 近代日本教育論集 第5 児童観の展開 (1969年)。【中古】 回想の旅順・大連 (1974年)。「国書総目録」第６巻379頁（岩波書店・刊）出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。494古注 全6巻合本1冊揃 ■和漢朗詠集私注■ 注釈書 古註 江戸初期前期時代物 古版本 木版版本 和本古書古文書和書古本古典籍骨董古美術。【中古】 グループ・ダイナミックス 第2 (1970年)。
江馬細香の自筆について １・筆跡の分析と筆者の特定について
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。【中古】 いたずらの発見 野に立つ教師五十年1 (1978年)。【中古】 生活教育への発言 (1973年)。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。【中古】 スポーツの技術史 近代日本のスポーツ技術の歩み (1972年)。【中古】 管理通貨と金融資本 (1974年)。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。柳煙亭種久著 歌川芳虎画『桜影花関守』（全3編12巻揃）文久元～3年 甘泉堂刊 江戸時代和本 合巻 絵草紙 草双紙 浮世絵 錦絵。【中古】 鎌倉の民俗 (1977年)。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。【中古】 アスアサ四ジジシンアル ドキュメント・ 椋平虹 の挑戦 (1975年) (Mint books 1 )。【中古】 解釈学の成立 改訂版 (1981年)。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。【中古】 河辺虎四郎回想録 市ケ谷台から市ケ谷台へ (1979年)。【中古】 子どもの心と絵 絵によって育つ子どもの創造性 (1978年)。「日本外史」は「文政十年（1827）五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。【中古】 炎で描く変革の論理 (1969年)。【中古】 人間の復興 (1964年)。また、大槻磐渓は、文政十年（1827）より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。【中古】 日教組三十年史 (1978年)。【中古】 準拠集団 青少年の同調と逸脱 (1968年)。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。【中古】 人格心理学 下 (1968年)。【中古】 漢字詳解 (1969年)。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph（江馬細香・自筆）」とはしていなかった。【中古】 勝利にむかっての試練 安保問題革共同重要論文集 (1967年)。【中古】 夜あけ前の歌 盲目詩人エロシェンコの生涯 (1982年)。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。【中古】 京の団扇 (1978年)。【中古】 映画への戦略 (1974年)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【中古】 はうたの文化史 (1973年)。直入居士妙蹟集 1・2・3套／6冊／田能村備雄編／芝田三秀軒・芸艸堂。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【中古】 敗中勝機を識る (1978年)。仙台藩伊達家・知行御割目録 大町筑後殿 文化年間 六奉行連名(断簡) 登米郡、志田郡、磐井郡、名取郡 都合五十貫九百三十七文。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。【中古】 演劇の歴史 (上・下) (1977年)。【中古】 雪に生きる 定本 (1971年)。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。【中古】 ああ、名画と名優たち グラフ・ヨーロッパ映画史 (1977年)。【中古】 近代文学におけるホイットマンの運命 (1970年)。13代将軍家定の正室候補にあげられていた薩摩藩主・島津斉彬の娘・篤姫は老中たちの強い反対に遭遇していた。【中古】 日本の予算改革 (1982年)。【中古】 基本的演算における丸め誤差解析 (1974年)。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。【中古】 動物会社ハーゲンベック (1978年)。【中古】 恐るべき裁判 (1969年)。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 中津 古文書。【中古】 愛はすべてではない (1968年)。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。【中古】 光の五線譜 3 (1978年)。【中古】 イエスは結婚していたか (1974年)。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問（日本外史）深し。【中古】 社会教育における学習プログラムの研究 (1973年)。【中古】 ワシプンゴ (1974年)。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。【中古】 だれにもできるサイクリング (1968年)。神秘流催眠術教授書・6冊/帝国神秘会/昭和16年/普通催眠術/応用催眠術/特殊催眠術/催眠術史/心力波及術/講術に際して/帝国神秘会会員之証。
HP 隷書体「日本外史」江馬細香・自筆の書を出品いたしました。【中古】 白砂糖の害は恐ろしい これを防ぐために (1972年)。【中古】 可愛い仲間たち (1975年) (ギフトブックライブラリー)。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【中古】 音楽のリズム構造 (1968年)
江馬細香の２つの印「細香」「湘夢」
閉じる緒方洪庵の「滴々斎」の落款
閉じるだんそう
閉じる江馬細香の肖像（手前）
閉じる原本の旧・所蔵主・緒方洪庵の肖像
閉じる江馬細香 美術年鑑の評価額
。源頼家 | 世界の歴史まっぷ。
「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府２代執権「北条義時」を中心に記しております。【中古】 塚原琢哉による触覚的空間「白いあそび」 (1973年)。【中古】 エセーニンの生涯 (1974年)。２つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。【中古】 葡萄唐草 シルク・ロード幻想 (1968年)。【中古】 唐代の詩と散文 (1967年)。）
「額縁入自筆原本」
上記額は、海外展示の際に用いられた額です。【中古】 かざし抄新注 (1973年)。【中古】 明治武道史 史料 (1971年)。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。【中古】 多国籍企業の史的展開 植民地時代から1914年まで (1973年)。洗心洞箚記 2冊【上／下巻】＋洗心洞箚記附録抄 金 計3冊セット 【蔵印有】。隷書体の「日本外史」は日本国内では本自筆のみです。【中古】 生きることの意味 (1978年) (人生の本)。【中古】 日本機業史 (1961年)。自筆は「極細」の筆が用いられており、正確で精緻な筆の運びが「芸術的な領域に達している」としてアメリカでは高く評価されている。【中古】 詩心私語 (1973年) (人と思想)。【中古】 コイナさん談義 (1963年)。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。【中古】 直観・創造・学習 (1969年)。フランシス・ブリンクリー著 中島幹事校正『語学独案内』（全3冊揃）明治29年 開新堂書店発兌 明治時代前期の英語教材。上から３番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局（NASA）の技術による「断層(MRI)写真」です。【中古】 レーニン 1905年革命と帝国主義戦争 (1977年)。【中古】 民選知事五代 県政支配の構図 (1978年)。NASA（アメリカ航空宇宙局）の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。【中古】 刑事鑑定の理論と実務 情状鑑定の科学化をめざして (1977年)。【中古】 戦後革新勢力 史的過程の分析 (1966年)。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《自是》・・・・日學其技。【中古】 無盡藏 (1974年)。前橋、群馬郡、吾妻郡、周辺絵図。義時有子。【中古】 若い母親のために 喜びをもって生きる (1975年)。木活字本（乱版）平田篤胤『出定笑語』（7冊＝正編全4冊+附録全3冊）嘉永2年序刊 坐摩版/限定100部砕板（印記「佐久良東雄印)。少有器局。【中古】 この指とまれ、愛 (1977年) (レオ・ブックス)。【中古】 死と再生 神秘主義の原型 (1971年)。謂曰。【中古】 現代における経営の理念と特質 (1965年)。【中古】 デザイン・ポリシー 企業イメージの形成 (1964年) (デザインシリーズ)。獨不畏災異乎。【中古】 耳をひらく 人間づくりの音楽教育 (1977年)。【中古】 みその本 (1972年)。
輒止出遊。春情花戯夜 上中下3冊 拾寶呂月3冊 合計6冊セット天保年 木版画 江戸時代開版 木版手摺り草子本 古書！。【中古】 多国籍企業と労働運動 新時代における労使関係 (1974年)。子親臣也。【中古】 名灸穴の研究 (1978年)。【中古】 ロシヤ思想家とヨーロッパ ロシヤ思想家のヨーロッパ文化批判 (1973年)。時北條告飢。【中古】 老人の家族生活 社会問題として (1974年)。【中古】 新日和見主義批判 (1973年)。
會僧觀清至。【中古】 アメリカ近代経営史 (1972年)。『新編拾遺大工規矩尺集』（全3冊揃）明治37年 須原屋鈴木荘太郎刊 江戸時代和本（明治刷）日本建築・宮大工・数寄屋建築技法書。將軍聞能成語。【中古】 現代と刑事政策 (1970年)。【中古】 日本現代教育史 (1969年) (教育学叢書 第1巻 )。言非無理。【中古】 ノックの音が (1965年)。【中古】 鹿のかげ筆 (1977年)。何也。【中古】 俳画の美 蕪村・月渓 (1973年)。前田慧雲『止舟斎詩鈔』（全五巻三冊揃） 昭和4年刊 浄土真宗本願寺派の僧の漢詩集 和本 伊勢国 三重県桑名市郷土資料。俟其怒衰。【中古】 社会史入門 (1972年)。【中古】 大阪音楽文化史資料 昭和編 (1970年)。泰時曰。【中古】 天皇さま (1975年)。【中古】 明日への贈物 ジャン=ルイ・バロー自伝 (1975年)。豈敢諫乎。【中古】 荒海からの生還 (1973年)。古文書 萬延聞書 安政7年 万延聞書 桜田門外ノ変 井伊大老 ざれ歌 辞世 (レターパックライト発送)。非所避也。【中古】 僑人の檻 (1968年)。【中古】 論集日本語研究 9 敬語 (1978年)。旦日將發。【中古】 経済発展と教育 現代教育改革の方向 (1963年)。【中古】 マネー・ゲーム 情報に賭ける社会 (1969年)。乃出蓑笠視之。新陰流 目録 古文書 検索 柳生新陰流 上泉信綱 武術書 剣術。【中古】 心経随喜 (1968年)。邑人去貸種。【中古】 動物の生態 (1978年)。【中古】 企業行動とコンフリクト (1972年) (企業行動コンファレンス報告 2 )。而不稔也。【中古】 社会福祉事業概論 (1964年) (社会福祉事業シリーズ)。【中古】 フルシチョフ最後の遺言 (1975年)。
於是泰時召諸負債者。【中古】 メディアの政治 (1974年)。【中古】 武器なき民衆の抵抗 その戦略論的アプローチ (1972年)。》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字（旧字）の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。【中古】 物質特許の知識 (1975年)。巻物 傳法灌頂三昧取戒作法 古書。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字（難字・旧字）を正確に反映しております。【中古】 アルセーニエフの青春 (1975年) (エトランジェの文学)。【中古】 歴史・階級・人間 ジョン・ルイスへの回答 (1974年)。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
是より日に其の技を学びて、復朝を観ず。【中古】 石油化学 今日から役立つ日経の産業知識・会社紹介 (1979年)。【中古】 日本歌曲のうたい方 (1973年)。少くして器局有り、密に頼家(よりいえ) の狎臣
中野能成(なかのよししげ) を召して、謂いて曰く、
「蹴鞠は事に害無し。【中古】 ブリンジ・ヌガグ 食うものをくれ (1974年)。【中古】 政治と文化 (1969年) (UP選書)。故将軍は天変に逢う
毎に輙ち出遊を止む。【中古】 竜馬がゆく 6 (1982年)。【中古】 請求権競合論 (1978年)。子は親臣なり。【中古】 いつのまにか雑貨屋さんになっていた (1977年)。【中古】 文章と表現 (1975年)。時に北條、飢を告ぐ。【中古】 歌舞伎の原像 (1974年)。【中古】 花粉学研究 (1978年)。会々僧観 清 至る。【中古】 大図説世界の木材 木と人間の文化誌 (1979年)。【中古】 世界の子供たち 写真集 (1979年)。
公且く疾と称して邑に帰り、其の怒の衰うるを侯ちて、可なり」と。【中古】 相続・贈与の知恵 (1977年) (ゴマブックス)。【中古】 ジョミニ・戦争概論 (1979年)。豈に敢て諌めんや。【中古】 オトラント城綺譚 (1975年)。【中古】 社会福祉論 (1974年) (社会福祉選書 2 )。吾、事有りて邑に如く。【中古】 教育の適切性 (1972年)。【中古】 美の思索家たち (1967年)。子、以て避くと為す莫れ」と。【中古】 総評二十年史 (1974年)。【中古】 綴り方教授法・綴り方教授に関する教師の修養 (1973年) (教育の名著 7 )。
遂に邑に至る。【中古】 無関心な人々の共謀 (1974年) (エトランジェの文学)。【中古】 SSーGB (1980年) (Hayakawa novels)。
而して稔らず。【中古】 日本労働市場分析 上 (1971年) (東大社会科学研究叢書 35 )。【中古】 失われし自我をもとめて (1970年)。是に於て、泰時、諸々の負債者を召して、
悉く其の券を焼きて・・・・《曰く、「父老之を安んぜよ》
漢文の読み下し文の文責・出品者
毎日蹴鞠の技を学び、再び政事をおろそかにした。【中古】 室内トレーニング 自己健康法 (1978年) (プレイブックス)。【中古】 現代アラブ文学選 (1974年)。
年若くして器量が有った。【中古】 企業の不法行為責任の研究 (1974年)。【中古】 組織社会の論理構造 退出・告発・ロイヤルティ (1975年)。だが、天の災いが続いているのを畏れないのか。【中古】 矢臼別物語 連作版画 (1974年)。【中古】 ファシズムの時代 上 ヨーロッパ諸国のファシズム運動 1919-1945 (1972年)。
これは、正しく後世の者が手本とすべき所である。【中古】 憲法の階級性と普遍性 (1975年)。【中古】 参考図書の選び方 (1979年)。
この時、領地の北条から飢饉の報告が来た。【中古】 現状打破の経営哲学 新時代の管理者像 (1969年)。【中古】 誰も書かなかった贈与税 あなただけの プラン (1979年) (税研ブックス)。
そこへ偶々、観清と言う僧が来て、泰時に言った、
「将軍は、能成から公の言葉を聞いて、怒ってこう言いました、
『泰時の言うことはもっともでは有るが、父と祖父を差し置いてそのようなことを
言うとは何事だ』と。【中古】 浦和のあゆみ (1974年)。【中古】 学校教師論 教育の名著 (1975年)。
泰時は言った、「唯自分の意見を将軍の近臣に話しただけだ。【中古】 諜報・工作 ラインハルト・ゲーレン回顧録 (1973年)。【中古】 洋酒全書 (1975年)。もしお咎めを受けることになっても、
避けるようなことはしない。【中古】 強制収容所における「生」 (1974年)。【中古】 仏教と社会の諸問題 (1970年)。子は、これをお咎めを避ける為だと思わないでくれ」と。【中古】 八面体質診断学 2 (1978年)。【中古】 ドイツ教育史 思想史的・社会史的考察 (1979年)。遂に領地に着いた。【中古】 デシジョン・テーブル ─テーブル化による思考整理学 (1972年)。【中古】 魚肉ねり製品 理論と応用 (1974年)。ところが、今年も稔（みのり）が悪かった。【中古】 イメージとシンボル (1971年)。『大工雛形』（2冊）須原屋治右衛門板 江戸時代和本 建築装飾雛形 大工書 大工雛形書 木工雛形書。
そこで、泰時は、諸々の負債者を呼び集めて、借金の証文を悉く焼き棄てて・・・・《言った》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授（1922～）
（断層画像MRI－4－6－B）
「細香・湘夢」の２つの印は、江馬細香の落款。【中古】 国籍と人権 (1975年)。写本 御上洛二図 善悪道中独案内 嘉永2年 天理教 神道 儒学 仏教 徳川幕府 検）将軍 古書和書古本古文書 NS。右から２番目は、序文末尾の拡大写真。【中古】 民族と文化 上 (1970年)。【中古】 国際政治 下 (1973年)。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年（1827） 5月21日」の日付。【中古】 バラック浄土 (1982年)。【中古】 アメリカ教育文化史 (1977年)。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。【中古】 楽園からの最後の言葉 (1979年)。【中古】 独占とマーケティング (1973年)。手前が細香、右上が紅蘭（原図は江馬家所蔵）
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。【中古】 美の座標 (1973年)。【中古】 躾の時期。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。b■* 神社祭式 式部寮 木版刷 彩色絵入 和本 /b21。【中古】 青年の心理 (1973年)。玄沢は、江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【中古】 指導のための地図の理解 (1974年) (社会科における理論と実践シリーズ 3 )。【中古】 かわら日本史 (1972年)。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。【中古】 イタリア文学史 2 ルネサンス (1973年)。【中古】 日本の飲酒を考える (1975年)。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。【中古】 都市近郊 武蔵野の変容 (1969年) (グローバル・シリーズ)。【中古】 わが愛と叛逆 (1969年)。（所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載）。【中古】 物類品 (1972年) (生活の古典双書 2 )。【中古】 サラブレッドの世界 (1971年)。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。K90K2-231128 レア［肥前国神崎荘資料 荘園史料叢書 瀨野精一郎］長秋記 大政官符案。【中古】 法人類学入門 (1974年)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【中古】 指揮法 (1968年)。【中古】 政治権力と人間の自由 (1971年)。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。【中古】 羅西日辞書 (1979年)。【中古】 現代陶芸の旅 作家名鑑 (1971年)。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【中古】 東西文明の交流 1 漢とローマ (1970年)。【中古】 教育的解釈学・国語教育論 (1973年) (国語教育名著選集 1 )。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。【中古】 武道初心集 (1963年)。【中古】 絵と音楽の対話 名画にみる楽器 (1977年)。
１・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。【中古】 日本現代舞踊年鑑 昭和49年度 (1975年)。【中古】 高麗陶磁の研究 (1972年)。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【中古】 パック 高度生産性の秘密 (1970年)。【中古】 新しい聞き手の文法 (1978年)。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。【中古】 現代民主主義国家 (1969年)。【中古】 封建社会 2 (1977年)。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。【中古】 対話の奇跡 (1970年)。【中古】 建設省三十年史 (1978年)。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。【中古】 北の工芸 (1975年)。【中古】 日本の女性史 第5巻 維新開化と女性 (1975年)。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。太宰治全集 全 10 ＜ちくま文庫＞。【中古】 トランジスタ回路演習 (1968年)。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。【中古】 風をたずさえて (1977年) (New music personal books)。【中古】 負けてたまるか! (1972年)。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。【中古】 ステレオ 聴く人の創意とよろこび (1968年)。祇園祭礼信仰記 松永大膳 宝暦7年 中邑阿契 浄瑠璃歌舞伎 金閣寺 豊臣秀吉 江戸時代 検） 古書和書古本和本古文書写本 NT。金銭の授受は明記されていない。【中古】 解析入門 第2 (1969年)。【中古】 有効競争の理論 (1970年)。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。【中古】 女のいる群像 (1977年) (ハヤカワ・リテラチャー)。【中古】 現代詩人論 (1975年)。
２・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。【中古】 見果てぬ夢 5 燕よ、なぜ来ない (1978年)。【中古】 自閉症の実践教育 (1974年) (心身障害教育シリーズ)。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。【中古】 日本人の体力標準値 (1975年)。【中古】 ヨーロッパの闇と光 (1970年)。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。【中古】 人間としてどう生きるか 運命のつくり主は自分である (1978年) (ナツメ選書)。【中古】 星と東方美術 (1971年)。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。【中古】 音楽工学 (1969年)。【中古】 事実としての法 (1969年)。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。【中古】 トップの本音 利潤と社会責任のジレンマ (1978年)。【中古】 税務用語事典 (1972年)。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。【中古】 古代インドの説話 ブラーフマナ文献より (1978年)。【中古】 屋良朝苗回顧録 (1977年)。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。【中古】 サッカーに賭けた青春 (1969年)。【中古】 化学史塵 (1978年)。なお、自筆を断片化することを「古切」という。【中古】 近代日本教育論集 第5 児童観の展開 (1969年)。【中古】 回想の旅順・大連 (1974年)。「国書総目録」第６巻379頁（岩波書店・刊）出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。494古注 全6巻合本1冊揃 ■和漢朗詠集私注■ 注釈書 古註 江戸初期前期時代物 古版本 木版版本 和本古書古文書和書古本古典籍骨董古美術。【中古】 グループ・ダイナミックス 第2 (1970年)。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。【中古】 いたずらの発見 野に立つ教師五十年1 (1978年)。【中古】 生活教育への発言 (1973年)。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。【中古】 スポーツの技術史 近代日本のスポーツ技術の歩み (1972年)。【中古】 管理通貨と金融資本 (1974年)。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。柳煙亭種久著 歌川芳虎画『桜影花関守』（全3編12巻揃）文久元～3年 甘泉堂刊 江戸時代和本 合巻 絵草紙 草双紙 浮世絵 錦絵。【中古】 鎌倉の民俗 (1977年)。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。【中古】 アスアサ四ジジシンアル ドキュメント・ 椋平虹 の挑戦 (1975年) (Mint books 1 )。【中古】 解釈学の成立 改訂版 (1981年)。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。【中古】 河辺虎四郎回想録 市ケ谷台から市ケ谷台へ (1979年)。【中古】 子どもの心と絵 絵によって育つ子どもの創造性 (1978年)。「日本外史」は「文政十年（1827）五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。【中古】 炎で描く変革の論理 (1969年)。【中古】 人間の復興 (1964年)。また、大槻磐渓は、文政十年（1827）より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。【中古】 日教組三十年史 (1978年)。【中古】 準拠集団 青少年の同調と逸脱 (1968年)。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。【中古】 人格心理学 下 (1968年)。【中古】 漢字詳解 (1969年)。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph（江馬細香・自筆）」とはしていなかった。【中古】 勝利にむかっての試練 安保問題革共同重要論文集 (1967年)。【中古】 夜あけ前の歌 盲目詩人エロシェンコの生涯 (1982年)。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。【中古】 京の団扇 (1978年)。【中古】 映画への戦略 (1974年)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【中古】 はうたの文化史 (1973年)。直入居士妙蹟集 1・2・3套／6冊／田能村備雄編／芝田三秀軒・芸艸堂。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【中古】 敗中勝機を識る (1978年)。仙台藩伊達家・知行御割目録 大町筑後殿 文化年間 六奉行連名(断簡) 登米郡、志田郡、磐井郡、名取郡 都合五十貫九百三十七文。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。【中古】 演劇の歴史 (上・下) (1977年)。【中古】 雪に生きる 定本 (1971年)。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。【中古】 ああ、名画と名優たち グラフ・ヨーロッパ映画史 (1977年)。【中古】 近代文学におけるホイットマンの運命 (1970年)。13代将軍家定の正室候補にあげられていた薩摩藩主・島津斉彬の娘・篤姫は老中たちの強い反対に遭遇していた。【中古】 日本の予算改革 (1982年)。【中古】 基本的演算における丸め誤差解析 (1974年)。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。【中古】 動物会社ハーゲンベック (1978年)。【中古】 恐るべき裁判 (1969年)。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 中津 古文書。【中古】 愛はすべてではない (1968年)。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。【中古】 光の五線譜 3 (1978年)。【中古】 イエスは結婚していたか (1974年)。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問（日本外史）深し。【中古】 社会教育における学習プログラムの研究 (1973年)。【中古】 ワシプンゴ (1974年)。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。【中古】 だれにもできるサイクリング (1968年)。神秘流催眠術教授書・6冊/帝国神秘会/昭和16年/普通催眠術/応用催眠術/特殊催眠術/催眠術史/心力波及術/講術に際して/帝国神秘会会員之証。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【中古】 音楽のリズム構造 (1968年)
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カスタマーレビュー
オススメ度 4.7点
現在、4807件のレビューが投稿されています。
隷書体による「日本外史」江馬細香・自筆
自筆下部に江馬細香の落款（印譜）「細香」と「湘夢」がある。
（自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。
「自筆原本」
原本下部の２つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。
《江馬細香・自筆「日本外史」北条記》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。
密召賴家狎臣中野能成。蹴鞠無害於事。故將軍逢天變。是後世所當法耳。盍嘗試諷之。泰時且往視之。曰。怒曰。踰父祖而言。
公且稱疾歸邑。可也。吾聊語鄙意於侍臣耳。
被譴怒。吾有事如邑。子莫以爲避焉。
遂至邑。約明稔償之。相與謀逃亡。悉燒其券・・・・《曰。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。
泰時と曰う。独災異を畏れざるか。是れ後世の当に法とすべき所。
蓋ぞ嘗試に之を諷せざるか」と。泰時、且に往きて之を視んとす。曰く、
「将軍、能成(よしなり) の語を聞きて、怒りて曰く、
「言、理無きに非ざれども、父祖に踰えて言うは、何ぞや』と。
泰時（やすとき）曰く「吾、聊か鄙意を侍臣に語りしのみ。
即し譴怒を被るも、避くる所に非ざるなり。
旦日将に発せんとす。乃ち簑笠を出して之を視す。邑人、去歳、粁種を貸り、明稔もて之を償はんと約す。相与に逃亡せんと謀る。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《鎌倉2代将軍・源頼家、政事を疎かにする》
《後鳥羽上皇に請い、行景を手に入れた。義時には、泰時と言う息子が居た。泰時は、密かに頼家の狎臣中野能成（よしなり）を呼んで言った、
「蹴鞠には害は無い。
前将軍（頼朝）は、天変地異に遭う毎に、その都度外遊を止めた。子は、将軍と親密な家臣であるが、
何故それとなくお諫めしないのか」と。泰時は、その様子を視に行こうとしていた。公は、暫くは病と言い立てて領地に帰り、
将軍の怒りが収まるのを待つのが良いでしょう」と。
これが如何して諫めたことになるのか。吾は、大事な用が有って領地へ行くことになっていて、
明朝、出発する心つもりであった。
そこで、蓑笠（みのがさ）を出して観清に見せた。
村人は、去年も作物の稔（みのり）が悪く、種籾（たねもみ）代を北条氏から借りていて、
翌年の収穫でそれを支払う約束をしていた。
村人は、一緒に村から逃げる相談をしていた。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。その左が「湘夢」の落款。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁（美術年鑑社・刊）
上の写真は額縁裏面のラベル
下の写真右端は巻四冒頭の部分
下の写真左のうち上段は緒方洪庵の号「適々齋」
下の写真左のうち下段は仙台藩の家紋竹に雀の落款
上の写真は、江馬細香の肖像。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。序文に記載されている日付は、文政十年（1827）五月二十一日である。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「日本外史」の文字が記されております。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。撮影後、展示のために再表装をしております。
頼山陽(1780～1832)は、文化11年（1814）35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞（1784～1849）の養女・梨影（りえ）を妻に迎えている。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757～1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801～1878)とも親しくしている。頼山陽の文政10年（1827）3月27日の日記（頼山陽46歳）には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。
「二十八日、新晴、二賴（山陽と杏坪）及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。遠近映発して煌々昼の如し。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。洪庵は文化７年（1810）7月14日生～文久3年（1863）6月10日没。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIＨON GAISHI」と表記。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。このような断片を「古切」という。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子（かんす）で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館（村瀬秋水・写）、東京大学、京都大学、大阪府（１冊のみ）など8箇所に現存。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ１部現存するのみ。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年（1805）年3月20日の「大槻子縄（仙台藩学頭）に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。
２・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。（2015年1月迄）
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された（分析法は下記②の欄）。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。かくなる姫を御台所（正室）に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。