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■〈至孝〉自然生［伊賀国東条村孝子留松伝］（明治期再刊）

【判型】半紙本1冊。

【作者】稲垣景直編。

【年代等】天明4年2月、岸勝明序。［伊賀］文弘堂板（後印本蔵板者）。

【備考】分類「心学・伝記」。留松は病気の祖父・母のために幼いながら孝行に尽くした。／留松は、東條村の貧しい家に生まれ、早くに父を失ったため、幼い頃から病気の祖父と難病の母に孝養を尽した。その直後に刊行されたのが『至孝自然生』であり、留松が褒賞されるまでの経緯や、周囲の村人達の様子などが詳しく描かれている。なお、本書のほかにも留松の伝記は多く、「孝子伝」として4度も書かれたのは留松だけである。9歳ながら己を顧みず、ひたすら祖父と母に尽くした留松を目の当たりにし、彼の孝心は「天から授かった、全く生まれながらのものであると言わざるを得ない」という感動をそのまま題名にしたようである（三重県立図書館HP参照）。

★原装・刷外題・状態概ね良好。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、明治期刊本が、15,000～25,000円】。Amazon.co.jp: 極上の死生観: 60歳からの「生きるヒント」 (NHK。縦240粍。【中古】 刑事鑑定の理論と実務 情状鑑定の科学化をめざして (1977年)。【中古】 戦後革新勢力 史的過程の分析 (1966年)。信美（談・窓塵翁）跋。【中古】 無盡藏 (1974年)。前橋、群馬郡、吾妻郡、周辺絵図。天明4年2月刊。【中古】 若い母親のために 喜びをもって生きる (1975年)。木活字本（乱版）平田篤胤『出定笑語』（7冊＝正編全4冊+附録全3冊）嘉永2年序刊 坐摩版/限定100部砕板（印記「佐久良東雄印)。明治以降再刊（「孝子留松建碑事務所」の朱印を押す）。【中古】 この指とまれ、愛 (1977年) (レオ・ブックス)。【中古】 死と再生 神秘主義の原型 (1971年)。『〈至孝〉自然生［伊賀国東条村孝子留松伝］』は、伊賀国阿拝（アエ）郡国府の郷、東条村（現・三重県伊賀市東条）小百姓忠七の娘りん（輪）と養子佐吉との間に生まれた2人兄弟の弟、留松の孝子伝。【中古】 現代における経営の理念と特質 (1965年)。【中古】 デザイン・ポリシー 企業イメージの形成 (1964年) (デザインシリーズ)。その孝心が讃えられ上野城にて褒美を授かるまでの経緯を記す。【中古】 耳をひらく 人間づくりの音楽教育 (1977年)。【中古】 みその本 (1972年)。母の死後も、祖父の面倒を見ながら、両親の墓を毎日大切に守ったため、天明3年(1783)に藩主よりその孝心が認められ褒美を頂いた。春情花戯夜　上中下3冊　拾寶呂月3冊　合計6冊セット天保年　木版画　江戸時代開版　木版手摺り草子本　古書！。【中古】 多国籍企業と労働運動 新時代における労使関係 (1974年)。それは著者の稲垣景直が留松の褒賞に直接関与した人(大庄屋）であったことにもよる。【中古】 名灸穴の研究 (1978年)。【中古】 ロシヤ思想家とヨーロッパ ロシヤ思想家のヨーロッパ文化批判 (1973年)。いずれもほぼ同じ内容だが、『至孝自然生』の書名は、作者が留松を評した「是天性自然と云つべし」に由来する。【中古】 老人の家族生活 社会問題として (1974年)。【中古】 新日和見主義批判 (1973年)。本書とほぼ同時期に、鎌田一窓作、天明4年跋・刊『〈伊州東条〉孝子留松伝』が京都で刊行されたが、底本は伊賀板（田舎板）で極めて稀少なもの。【中古】 アメリカ近代経営史 (1972年)。『新編拾遺大工規矩尺集』（全3冊揃）明治37年 須原屋鈴木荘太郎刊 江戸時代和本（明治刷）日本建築・宮大工・数寄屋建築技法書。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。【中古】 現代と刑事政策 (1970年)。【中古】 日本現代教育史 (1969年) (教育学叢書 第1巻 )。