本当に信頼出来る店 福富草紙絵巻 上巻 《木原元象(後の肥後狩野家十代狩野養長)天保六(1835)写》 仮巻 画集の詳細情報
ひまわり☆まとめ買い割引あり 朝日米 玄米 20kg。い32-036 現代 世界美術全集 4 ルノワール 集英社。)
料紙1枚の寸法 天地40㎝×幅26.5㎝
全31枚×26[糊代5㍉分を縮めた]=806㎝ほど。完品 三好豊一郎詩 城所祥木版画『詩画集 黙示』限定50部 昭和42年城所祥刊。
因みに、木原元象については
『青柳本蒙古襲来絵詞模本(彩色)』を熊本藩の小山川景とともに描き、 天保三(1832)年、少弐景資が博多の息浜に陣取る場面を模写し、筑前の国学者青柳種信に贈ったものである。鴨下葉子 肉筆画額付(ミクストメディア)『鴨下葉子画集 たしかな存在』限定50部 平成12年沖積舎刊。出品した巻物もその類いであろう。神崎温順 オリジナル型染蔵書票40枚入『坂本書票集』限定50部 仏手を題材とする連作集 仏教美術・仏画。
早稲田大学図書館蔵本[土佐光信 筆]と比べてみると、描かれている絵の順番は同じで、詞書きの文字遣いも同じと言って良いほど似通っている。完品 宮崎幸麿編『茶道宝鑑』(全8冊揃) 大正5年朝陽舎書店刊 木版画譜 茶室 石灯籠 名物茶碗 茶入 香合 茶の湯・茶道具重要資料。
他に、余り関係ないかもしれないが、早稲田大学図書館蔵本は
形態 2巻 ; 41cmとあって、天地がほぼ同じ。きりえと版画 滝平二郎画集(サインあり)◆岩崎書店、昭和49年/l958。
巻末に【画像8参照】
木原元象以夲冩
吉永秀和 花押
干時天保六(1835)年六月廿三日
とある。山岡陳平『能楽御所人形』(彩色木版画全100枚揃)昭和10年頃 八宝堂刊(京都)能人形 能楽 お能 郷土画具。凌霄華斎と号した。金剛巖編輯『長絹文様』(全2巻揃)昭和7年近藤八宝堂刊 シテ方金剛流の能楽師金剛巖が編集した木版色摺能装束文様集。江戸末期の国学の盛行期に、江戸狩野派に伝わる正統的なやまと絵を学び、やまと絵風の作品も残した。暁鐘成著 松川半山・浦川公佐画『淡路国名所図絵』(全5冊揃)明治27年藻文堂刊 江戸時代和本・明治時代和本 兵庫県淡路島郷土資料。放屁の珍芸のため富を得、財をなした高向秀武という老人と、これをまねて失敗した隣家の福富老人の物語を描く。中川自休『大幣』天保5年 河南儀兵衛他刊 香川景樹『桂園一枝』を評する秋山光彪「桂園一枝評」に対する反駁書 国学者 江戸時代和本。
また画中に台詞を書き入れるなど、御伽草子絵巻の先駆的な作例にあげられる。渡辺小崋(渡辺諧)『楳菊譜』明治14年三輪文仕郎刊 渡辺華山子息「梅花」「菊花」絵手本 明治時代和本 木版画。
また、アメリカのクリーブランド美術館本(下巻のみの1巻)も同じ時期の作とみられるが、優れた筆致で描かれ、かつて冷泉為恭の所蔵と伝える。南満洲鉄道株式会社編『祖権 満洲旧慣報告書後編不動産権ノ内』大正3年満洲日日新聞社(大連市)満洲国 満州国 中国史。。
※梱包材の再利用に努めています。い32-045 現代 世界美術全集 9 ロートレック集英社。
※繰り返し記号が使えないので「よく“よく”」のように表記した。北川靖記編『嶺男作品集』限定400部 昭和46年刊 天才陶芸家・岡部嶺男の陶芸作品集 w-24。
********************
01
詞書き 無し
********************
02
このかみ物まうては
祈のしるしかならす
ありなん紙巾のおし
~二行ほど欠損~
すゝめ給れはか
ならすしるしあらせ
たまへとよく“よく”
祈申たまへ
さてもこのみてくら紙は
いかてもいたりけるそ
************************
03
ちかけれはいと
かしこし
朝風のいみしうおもてにしむかな
たへかたや老の身もてかくたへ
かたきとおもひしのひてまいるをは
あはれといかてさゑの御神おほ
さゝらん
**********************
04
あなかしこ“あなかしこ”さい拝“さい拝”おかむこの秀武
けふより初て
たかみくらを
さゝけてたて
まつらんする事は
老のさいはひあれと
めくみたまへと
かしこみ“かしこみ”申
事かならす“かならす”
しるしあらしめ
**********************
05
たまへと
申す
**********************
06
詞書き 無し
**********************
07
とし月のすくるまゝに
**********************
08
貧窮にせめられてせんよし
侍らねはもしやとて
御社に朝ことに
七日まいりて祈申
しるしにや侍らんこの
暁の夢にくろかねの
鈴の小柑子はかりなるを
給はるとみ侍りつる
いかなる事にか侍らん
いてこの御夢いと
かしこきゆめなり
暁のゆめなれはとて
かるひ給なん身の
**********************
09
うちよりおもひの外なる
こといてきてこれにより
よき人の御しからふり給て
老の幸や ひらけ給はん
あまはまたかゝる事を
こそみ侍らね老の
しるしにはかゝる事を
みるこそうれし
けれ
あみたふ“あみたふ”←注(「阿弥陀佛」と唱えた)
**********************
10
ゆめはあはせからなり
まさしくあはせ
たらひたる事なり
かしひりてきかせ
たてまつらむ
あやつゝにしきつゝ
こかねさら“さら”
あはれ希有の事かな
なにかしとも申さし
よくあはせたりし
**********************
11
詞書き 無し
**********************
12
めもあやなるさゝする
やつかれ
たりやら ←囃子言葉
(ちりやら)←早稲田大学図書館蔵本にあり。箱石東馬『実行 清酒改良醸造法 三巻』明治22年刊 福島県会津若松住の日本酒醸造研究家による近代的酒造法案内 銅版画挿絵入。
(2024年 6月 22日 1時 44分 追加)