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頼山陽「日本外史」大槻磐渓・直筆（自筆）緒方洪庵・旧所蔵

（額縁は新品です。）

《大槻磐渓・自筆「日本外史」》

原本下部に大槻磐渓の名・清崇の落款2つ。
「適々斎」は緒方洪庵の号です。
「NIKHON GAISI」（V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.）の訳もあります。

「日本外史」は、大槻磐渓・自筆の「楷書体」で記されております。
海外展示に際し、断層写真により分析されております。

出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。☆御茶道具☆　青磁　うさぎ絵　茶碗　菓子鉢　銘あり。【茶】清閑寺窯 杉田 祥平 色絵 段変乃海 画 茶碗。■京焼・■仁清・平安・山川巌・梶の葉絵・茶碗・共箱・外紙箱・茶道具・茶器・f957。小嶋　季吉銘　時代物　高浮彫　茶碗　古美術 茶道具。24 鵬雲斎 書附 中村 翠嵐 作 淡青交趾 楓に橋絵 茶碗。1 即中斎 書附 京焼 仁清写 宝舟の絵 茶碗。【古美味】紫翠窯 三代西村徳泉造 染付丸紋絵茶碗 茶道具 保証品 Su3O。20 淡々斎 書附 永楽 即全 作 色絵 蛤 茶碗。極美品 高槻 古曽部焼 寒川義崇 『忘己利他』 北嶺南山 比叡山 延暦寺 南山坊住職 光永覚道 大阿闍梨 書付 共箱 茶道具333。【和美】中村能久 色絵六瓢 茶碗 共箱 茶道具 共布 略歴書。京焼　青山清作　乾山写松茶碗　共箱共布付　348g　送料無料。[ZEROnet]▼西端正? 窯変沓茶碗 銘 慶雲 茶道具 抹茶茶碗 茶器 共箱 陶器▼P63-63。委託HK◇伝楽一入 朱釉黒楽茶碗 （楽焼 茶道具 茶碗 黒茶碗 抹茶碗 千家十職 京焼 楽吉左衛門）。抹茶碗 紫陽花 杣山契月 茶道具 新品。【MKA】臨済宗妙心寺派第29代管長　妙心寺642世　海清寺住職　春見文勝　「千里同風」　京都　茶道具　真作保。今井政之作　御本手茶碗。4572　通次阿山　仁清写　立波茶碗　無キズ　共箱。即決！本物保証【きびん】永楽善五郎(十六代 即全) 乾山写 雪竹茶碗 共箱 外段ボール紙箱付 無傷美品 千家十職 土風炉師。【宇】DC208 中村翠嵐造 紺紫交趾翡翠茶碗 共箱 茶道具。【古美味】太閤窯 二代小西平内 黒茶碗 茶道具 保証品 U0Ad。◇雅◇ 九代 大樋長左衛門 黒茶碗 裏千家十五代 鵬雲斎(汎叟宗室) 書附 花押 共箱 /FT.24.1 [E25] SQ。【古美味】十一代大樋長左衛門(年雄) 大樋窯変茶碗 茶道具 保証品 JU1r。珍品　ギャマン水指　蒔絵塗蓋　茶道具　桐共箱　レトロ　未使用近　美品　7872　茶道具。【佳香】中村能久 乾山手金砂子菖蒲茶碗 共箱 共布 栞 茶道具 本物保証。★小栗龍靖作【色絵七宝文 数茶碗9客】状態良好！　直径12.2×高さ7.9cm　茶道具 抹茶碗 茶器　清水焼 平安龍靖。★西村紫楽造【黒楽茶碗　銘/養老　共箱】状態良好！　直径12×高さ8.5cm　茶道具 楽焼 茶器。清閑寺窯／杉田祥平　色絵仁清秋草画 茶碗 共箱付属【茶道具 】。◇◆楽吉左衛門八代 得入 白 日の出 茶碗◇桐箱・仕覆◇楽吉左衛門十代 旦入・表千家十二代 惺斎 書付◆◇。【古美味】十四代楽吉左衛門(覚入)『鵬雲斎書付』赤茶碗 銘:千歳 茶道具 保証品 FYt3。【宇】1996 久世久宝造 仁清写御幣 茶碗 共箱 茶道具。雲善 布志名焼 大根絵 茶碗 土屋善四郎 お椀 葉 青 茶 茶道具 茶器 共箱。加藤利昇作　乾山柚子茶碗。【蔵A3449g】五代 加藤幸兵衛　燕子花カキツバタ　茶碗　共箱。【茶】中村 能久　銀地 八橋之図　茶碗　菖蒲。【扇屋】橋本紫雲「色絵 青楓 茶碗」共箱 高さ 約8cm 幅 約12.5cm 川蝉 翡翠 京焼 清水焼 茶道具 抹茶碗 師 父:城岳。茶道具　京焼　通次寛斎作　端午節句　金彩色絵兜茶碗　美品！！。★ 茶道具　野点かごセット西陣織　双鳥家紋★ 茶杓 茶碗。【古美味】十三代楽吉左衛門(惺入)『大梅窟 太田常正(晦巌常正)書付』黄薬茶碗 茶道具 保証品 OjF1。【湖美】膳所　乾山写　松ノ絵　茶碗　共箱。『ぜぜ焼・陽炎園』 岩崎新定作　花車 色絵茶碗　共箱。【茶】南口 閑粋 色絵 紫陽花 画 茶碗。十六代永楽善五郎(即全)造 仁清写 馬駒茶碗 美品 茶道具 保証品 抹茶碗298 eizaku zengorou 陶印 在印。【茶】膳所 陽炎園　色絵青紅葉　平茶碗 岩崎新定。【MG敬】平松龍馬 作『裂文 金彩 茶碗』共箱付 hira307。抹茶碗 青灰釉 青梅 中村良二 茶道具 新品。N149 茶道具 茶碗 園部玄哉 黒茶碗 共箱。【都屋】13　中村翠嵐「交趾 知足 茶碗」共箱 高さ 約8cm 幅 約12.5cm 抹茶碗 茶道具 交趾焼。【茶】村田 陶隠 黒 茶碗。【G1925】茶道具　中村良二 （四代：中村秋峰） 灰釉紫陽花絵 茶碗　共箱　共布　栞付き　即決　送料込み。三浦竹軒　仁清写宝尽茶碗　二重箱　裏千家淡々斎花押の逸品☆ｚ255。01 琉球焼　茶碗 茶道具 茶器 仁王　共箱。【茶】茶道具　通次阿山 作　乾山写　山頭火　茶碗。赤津焼　加藤　錦雄　高麗　釘彫　伊羅保　茶碗　茶盆　茶道具　茶器　共箱　栞。橋本永豊 乾山写 青楓文 平茶碗 抹茶茶碗 在銘 永豊 共箱 茶道具 Z-139。◆ 京焼 五代 三浦竹泉 造 色絵 金銀彩 千羽鶴 茶碗 鵬雲斎御家元箱書付 花押 茶道具 ◆。茶碗 白釉 春草 水出宋絢 茶道具 新品。【八八八】平安 橋本紫雲 色絵 撫子文 平茶碗 ◆共箱 茶道具 夏茶碗 抹茶碗 【e-152】。416 園部玄哉造 黒茶碗 黒楽 共箱 茶道具。⑤太田垣蓮月作、歌入茶碗。千姫》京都伏見で誕生～7歳で豊臣秀頼の妻に…徳川家康がこよなく。自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。古志野 茶入 箱 布 茶道具。茶碗■兎月窯「杉浦芳樹」柚子黒 瀬戸茶碗 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。原本上部に「適々斎」の印が見えます。新橋芸妓■東をどり■新橋演舞場■お座敷遊び■新橋芸者■金田中■東京吉兆■まり千代■小千代。サナエ855　大野九行造　嶋台茶碗　在銘共箱　美品　茶道具　茶席道具　越前府中旧家蔵うぶ出し。

額縁裏面ラベルの「NIHON GAISHI」は、アメリカの大学など
海外示のための「仕様基準」に基づき表記されたものです。【骨董・茶道具】★伊東翠壺★★倣御本茶碗 dm453tgl.ub8. 伊東翠壷。北村暢男 ★ 窯変 釉振分 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 見込みの釉景が鮮やかな逸品 ★ 茶道具 ★ 京焼 清水焼 ★。

「額縁入自筆原本」


「自筆原本」

自筆の所蔵来歴及び国内所蔵数については下記に記載

頼山陽と親しい仙台藩の大槻磐渓が書いた「日本外史」の自筆・原本です。原清和 ★ 刷毛目 茶碗 ★ 共箱 ★ 無地刷毛目の様なコントラストに見込みの刷毛が良い景色の上作 ★ 京焼 茶道具 ★。茶道具茶碗　色絵乾山御題画茶碗　杉田祥平作。「日本外史」の著者・頼山陽は、大槻磐渓の最も尊敬する師であったため、「日本外史」を「草書体」ではなく、丁寧な「楷書体」で渾身をこめて書き上げたところに磐渓の丁寧さと几帳面さとをうかがい知ることができます。織部 茶碗 茶道具 懐石 時代物 2点まとめて。あめくすり　茶碗　現大徳寺管長　紫林　嶺雲（れいうん）銘　直心（じきしん）　　輝夫　御物袋入り。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。【骨董・茶道具】★京焼 清閑寺 杉田祥平★★色絵仁清干支茶碗 dm451stl.ub8. 寅 とら。珉平窯 茶入 共箱 珉平 共袋 古裂 書 箱。上から３番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局（NASA）の技術による「断層(MRI)写真」です。清水六兵衛 ★ 刷毛目 茶碗 ★ 共箱共布 ★ 無地刷毛目タイプで景色見事な逸品 ★ 京焼 茶道具 ★。茶道具　抹茶茶碗、色絵　梅（うめ）画、京都　山本　蓼作、 桐共箱　新品。。NASA（アメリカ航空宇宙局）の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。

（Ⅰ）・出品した原本の「原文の漢文」は次の通りです。【風流庵】 『未使用』 ぜぜ焼・陽炎園作　★　遠州好写 茶碗　共箱。

《日本外史　徳川氏》

　日本外史 卷之二十一
德川氏正記
德川氏四
論外征諸將之功。奏請天朝。15 楽 宗入 作 黒 小 茶碗 了入 極箱。以島津義弘全我國兵功最大任參議。
其子忠恆任左近衛少將。8 淡々斎 書附 楽 弘入 作 黄釉 茶碗 銘 「菜花」。加封四萬石。賜刀劍。3 楽 了入 作 嶋台 茶碗。其餘行賞有差。
豐臣秀吉之薨也。【G1937】茶道具　杣山焼　南口閑粋　色絵 蛍 茶碗　共箱　共布　栞付き　師： 初代 宮川香雲　十六代 永楽善五郎　即決　送料無料。嗣子秀賴猶幼。外疑懼。加藤利昇作　乾山大根茶碗。口耳相屬。
石田三成增田長盛相與謀曰。26 楽 一入 作 黒茶碗　 旦入 極箱。德川與前田協心出政。我輩徒爲其所驅役。起楽作　色絵茶碗　七夕飾り。
方今之計。莫若離二家。【真作】杉田祥平 「色絵神楽鈴画 茶碗」 共箱 清閑寺窯 茶道具。二家已離。乃可以逞。佐々木昭楽 (造) 一入「曙」写し 朱くすり 黒茶碗 黒楽 赤楽 共箱 共布 茶道具 現代工芸 楽焼 京焼 美品　　z6916a。二人乃爲相惡者。
長盛事我。【古美味】河井透 紫紅茶碗 茶道具 保証品 5LjV。三成事利家。利家嘗欲饗大臣。【和美】通次 阿山 色絵波涛 茶碗 共箱 茶道具。期已定。
長盛遽來警曰。◆ 京焼 竜谷窯 宮川香雲 紅葉狩絵 茶碗 茶道具 ◆。大納言將不利於公。乃託□

（自筆漢文の入力は出品者）（Ⅰ）・出品した原本の「原文の読み下し文」は次の通りです。【古美味】八代高橋道八造 三嶋瓢箪茶碗 茶道具 保証品 PZ4c。

《日本外史　徳川氏》

　日本外史　巻之二十一
徳川史氏正記
徳川氏四
《法印前田玄以と、》・・・・・倶（とも）に外征諸将の功を論じ、天朝に奏請す。
島津義弘の我が国兵を全うせし功最も大なるを以て参議に任じ、其の子忠恒を左近衛少将に任じ、
封四万石を加へ、刀剣を賜う。☆ 永楽善五郎 妙全 お悠さん 金彩丸文 獅子絵 茶碗 （箱無し）茶道具。其の余、賞を行うこと差あり。
豊臣秀吉のなきあと、嗣子秀頼、猶（なお）幼し。旧家蔵出 十四代 楽 覚入 吉左衛門 赤茶碗 赤四方茶碗 銘 埋火 淡々斎 箱書き 茶道具 【 裏 千家 鵬雲斎 坐忘斎 】。内外、疑懼（ぎく）して、
口耳（こうじ）相い属（しょく）す。石田三成、増田長盛、相ひ与（とも）に謀りて曰く、
「徳川と前田と、心を協（あわ）せて政を出す。【木村盛和】最上位作 エメラルド釉窯変結晶茶碗 最晩年の名碗！ 共箱 保証。我が輩、徒（いたずら）に其の為に
駆役（くえき）せらる。方今の計（はかりごと）、二家を離すに若（し）くはなし。松尾流 十代　松尾宗吾　不染斎の花押書箱　茶道具。
二家己に離るれば、乃ち以て逞（たくま）しうすべし」と。二人乃ち相い悪（にく）者
の為（まね）して、長盛は我に事へ、三成は利家に事（つか）う。【MG匠 大特価！】『六代清水六兵衛』最上位希少作 金彩瑞竹茶碗 七代清水六兵衛識箱 共布 栞 塗二重箱 本物保証 送料無料 新品同様。
利家、嘗（かつ）て内大臣を饗せんと欲す。期已（すで）に定（さだま）る。真葛香斎 星見草茶碗 茶道具。
長盛、俄（にわ）かに来り警（いさ）めて曰く、
「大納言、将に公に利あらざらんと士と。乃ちとくに託して・・・・・・《饗を辞す。【茶】通次 阿山 色絵 胡蝶 茶碗。》

（自筆漢文の「読み下し文の作成」は出品者）

（Ⅱ）・出品した原本の「原文の現代語訳文」は次の通りです。

《日本外史　徳川氏》

日本外史　巻之二十一
徳川史氏正記
徳川氏四
《徳川家康は伏見城で豊臣秀吉に代わり天下の政治を執り行う》

《治部少輔の石田三成・右衛門尉の増田長盛・大蔵少輔の長束正家・法印の前田玄以》・・・・・
とともに、朝鮮出兵における諸大将の功を論定し、奏上して朝廷に請うた。委託HK◇伝樂旦入 黒楽茶碗 （楽焼 茶道具 茶碗 黒茶碗 抹茶碗 千家十職 京焼 楽吉左衛門）。
島津義弘のわが国の兵を無事に朝鮮から帰国させた功が一番大きいというので、参議に任じられた。
その子の島津忠恒は左近衛少将に任じられ、また四万石を加増され、刀剣を賜った。【G1927】茶道具　京焼　東福窯 中村能久　色絵 雪竹　茶碗　共箱　共布　栞付き　即決　送料無料。
　その他の者も功績によって賞を与えられたが、それぞれ差等があった。
　豊臣秀吉の跡目を継承する豊臣秀頼はまだ幼かった。【宇】1998 三代 佐々木昭楽造 四方内富士の絵 黒茶碗 共箱 茶道具。人々は疑い恐れ、耳に口をつけて
互いに噂をし合った。石田三成・増田長盛の二人が相談していうには、
（石田三成）「徳川氏と前田氏が心を合わせて政治をするとなると、
われわれは彼らに追い使われることになる。【茶】永楽 善五郎 仁清写 撫子 平茶碗。
これを止めさせる今の一番よい計は、この両家に仲違いをさせることである。
両家の仲が悪くなれば、われわれは何でも思いどおりにすることができる」と。委託HK◇ノンコウ 東陽坊写黒茶碗（茶道具 陶磁器 陶芸 京焼 古美術 陶磁器 楽焼 茶の湯 伝統工芸）。
　そこで、この二人はわざと自分らの仲が悪いようなふうに見せかけて、
増田長盛は徳川氏に仕え、石田三成は前田利家に仕えた。
　ある時、前田利家が徳川家康に馳走することになり、すでにその日は決まった。【うつわ】 清閑寺 杉田祥平 色絵12か月絵替り茶碗 12客 箱付 E278 和食器 京焼 古美術 骨董 古玩 日本料理 懐石 料亭 茶道具。
　増田長盛が慌ただしくやって来て、徳川家康に警告していうには
（増田長盛）「前田利家は貴方にとってためになりませんぞ」と。
　そこで、徳川家康は体調がよくないといって・・・・・・《馳走を辞退した。委託HK◇伝樂一入 黒楽茶碗（茶道具 陶磁器 陶芸 京焼 楽焼 楽茶碗 千家十職 樂家 吉左衛門）。
　他日、増田長盛がこんどは前田利家に向かっていうには
（増田長盛）「以前は怪しい風聞があったため、徳川家康は貴公からの馳走を辞退された。
今はそのことが明白になった。菁山 茶碗 共箱。貴公は再び徳川家康を招かれたらよろしい」と。》

現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授（1922～）

「自筆の断層(MRI)写真」

（断層画像MRI－21－1B）
平面の和紙の内部が立体的に見えるのはMRI（断層撮影）技術によるものです。模造 赤茶碗 花押 鑑定箱 検索： ノンコウ 樂道入。

「大槻磐渓の自筆の表紙、冒頭、及び末尾」
写真右から書の表紙、中央が冒頭、左端が末尾と落款。
大きい印は仙台藩の所蔵印、その上が大槻磐渓の名の「清崇」の印
一番上の細長い印は、緒方洪庵の号「滴々斎」の印


「大槻磐渓の書の評価額（美術年鑑の評価額）」
写真は、「美術年鑑」の評価額


「緒方洪庵・大槻磐渓・額縁裏面のラベルの表示」


写真上の段の左の胸像と中央の写真は緒方洪庵、右端は大槻磐渓の肖像
下のラベルは展示用に準拠し、額縁の裏面に貼付します。【MG敬】平松龍馬 作『裂文 銀彩 茶碗』共箱付 hira283-1。



「旧所蔵者・緒方洪庵の旧宅・旧適塾（現在の大阪大学）」

頼山陽「日本外史」大槻磐渓・自筆（直筆）を出品
商品説明	頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓の筆になる「日本外史」の古切です。「古切」は、「断簡」とも言います。【宇】1878 東福窯 中村能久造 黒釉荒磯紋 茶碗 共箱 茶道具。 貴重な大槻磐渓・筆「日本外史」の古切を身近なものとして鑑賞することができます。
自筆	自筆切の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。◆清水卯一　鉄燿白流茶碗◆b764。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「日本外史」の文字が記されております。 出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。抹茶碗 露草 吉村楽入 茶道具 新品。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。★美品！平安 紫雲造【色絵柳橋文茶碗　共箱】直径12.3×高さ8cm　橋本紫雲 八ッ橋 京焼 茶器 茶道具。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。 古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。真贋保証■清閑寺窯 杉田祥平 造■ 色絵春の朝画 茶碗 人物図 共箱・共布・栞付 男性 貴族 桜 桜花 満開 金彩 茶道具 抹茶茶碗 茶会 京焼。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。■京焼■平安・山岡善昇・観月図・茶碗・栞・共箱・茶道具・f972。
断層写真	従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。人間国宝 原清 粉引茶碗 若かりし 荒ぶる存在感 ニュウ。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。
自筆の識別	①・自筆の筆者の識別方法について 　国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【古美味】九代大樋長左衛門『即中斎書付』大樋焼 黒平茶碗 銘：松鳴 茶道具 保証品 Lx7X。 一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【佳香】二代 小西平内 太閤窯 赤茶碗 共箱 茶道具 本物保証。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。 ②・筆跡について 欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。茶道具　乾山写　紅葉　茶碗　加藤利昇　共箱　色絵　秋　もみじ　茶会　薄茶　京焼。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。
寸法	「日本外史」原本の大きさ　タテ２３．２センチ　ヨコ１２．２センチ。39◆初荷です ◆茶道具 京焼 鈴木清安 紫交趾 瓢絵数茶碗 10客 ◆共箱 丁寧な絵付けです。額縁の大きさは、タテ４０．０センチ　ヨコ３０．０センチ。額縁は新品です。【宇】1031 加藤渓山造 紫紅磁 茶碗 共箱 茶道具。周辺の白い線はストロボ撮影による光の反射光で傷ではありません。
解読文	出品した書は、「漢文体」であるため解読のために「原文の読み下し文・現代語訳文」（解読文）を作成し、平易に解読し読むことができるようにしております。木米　抹茶碗　青木木米　茶道具　唐人図　赤絵　袱紗　茶室。
稀少価値	所蔵経緯 頼山陽(1780～1832)は、文化11年（1814）35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞（1784～1849）の養女・梨影（りえ）を妻に迎えている。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。真贋保証■清閑寺窯 杉田祥平 造■ 色絵金波地老松画 茶碗 共箱・共布・栞付 金彩 茶道具 抹茶茶碗 茶器 茶会 京焼。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757～1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801～1878)とも親しくしている。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。【茶道具】太閤窯 初代 小西平内 黒茶碗 四方桟桐共箱 仕覆 保証品。頼山陽の文政10年（1827）3月27日の日記（頼山陽46歳）には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。 磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。83◆初荷です ◆茶道具 京清水 浅見与し三 六歌仙汲出し茶碗 六客 ◆共箱 未使用美品。「二十八日、新晴、二賴（山陽と杏坪）及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。茶碗 御本 白詰草 加藤永真 茶道具 新品 抹茶碗。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。楽吉左衛門　九代了入　黒茶碗。遠近映発して煌々昼の如し。」磐渓は、頼山陽との交流を格調高い文体で書き残している。初代　中村道年　一休庵　八事窯　黒楽茶碗　共箱付　茶道具。こうした交流から大槻磐渓は、「日本外史」の原稿本を入手し、精密な「楷書体」で書き写している。磐渓は、「日本外史」を出版本ではなく、手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。【古美味】十代大樋長左衛門 飴茶碗 茶道具 保証品 3UwY。資料として大槻磐渓の「落款」を画像で掲載した。 「緒方洪庵の旧所蔵」 自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）があります。委託HK◇樂旦入 黒茶碗 吉田六左衛門宗孝（吉田流弓術 茶道具 陶磁器 陶芸 京焼 楽焼 楽茶碗 千家十職 樂家 吉左衛門）。旧所蔵者を示す落款により緒方洪庵自身が所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができます。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設しております。茶碗　灰釉 掛分 桜絵　中村秋峰　新品未使用。緒方洪庵は、文化７年（1810）7月14日生～文久3年（1863）6月10日没。 「日本外史」の外国語訳版では、 「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok. があります。清水志郎　造　「茶碗」共箱　検）祖父　清水卯一。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIＨON GAISHI」と表記しております。 なお、アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せております。49◆初荷です ◆茶道具 平安 手塚桐鳳 安南七宝唐草文数茶碗 10客 ◆共箱 共布 未使用美品 定価82000円 綺麗な絵付けです。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っております。 出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。◆京焼・平安・山岡善昇・源氏物語・梅枝・茶碗・栞・共箱・茶道具◆aaa306。このような断片を「古切」といいます。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されておりました。抹茶碗 白釉 青梅 北川竹久 茶道具 新品。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子（かんす）で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより鑑賞用として「茶会」用の「掛軸」、或いは屏風に仕立てられるようになりました。これを「古切」といいます。【古美味】RAFAEL NAVAS ラファエル・ナバス 色絵茶碗 茶道具 保証品 bSQ9。 　国内における所蔵先等 出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館（村瀬秋水・写）、東京大学、京都大学、大阪府（１冊のみ）など8箇所にあります。「国書総目録」第６巻379頁（岩波書店・刊）出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値の高いものです。抹茶碗 仁清 八ッ橋 加藤如水 茶道具 新品。